志とテクノロジーを掛け合わせ、新しい常識を創り続けていく。エンのスタイルは、日本初の求人サイトを生み出したときから変わりません。これまでの歩み、急成長を遂げる新たな中核事業、そしてさらなる高みを見据えた今後のビジョンについてお伝えします。
かつて、求人メディアといえば「紙」が当たり前でした。わずかな紙面スペースに、わずかな情報。人生を左右する仕事選びには心もとない情報量です。加えて、求人情報を書くのは人事担当者であり、発信する情報はどうしても企業目線に偏りがち。求職者ファーストとは言いづらい状況でした。 そうした中、エンは1995年7月に日本初のネット求人サイト『縁 Employment Net(現:エン転職)』を開設。紙面の制約から開放し、いち早く「詳細な求人情報」を求職者に届ける仕組みをつくりました。
その後、目指してきたのは「世界一、信頼できる求人情報」の実現。求人企業一社一社に足を運び、職場の良い点もそうでない点も、正直かつ詳細にレポート。「仕事の厳しさ」や「取材者の印象」といった独自項目や、リアルな職場の様子がわかる「動画」、社員の「クチコミ」など、新たな機能を続々実装。すべては、求職者と採用企業の「こんなはずじゃなかった」を防ぎ、一人でも多くの「入社後活躍」を実現するために。新しいアイデアで、求人サービスの当たり前を変革してきました。
現在、エンが新たに注力しているのが投資事業である「エンゲージ/engage」。膨大な数の求職者と求人企業を、機械学習などのテクノロジーを活用しながら精度高くマッチングする。エンがこれまで培ってきた採用に関するノウハウやエッセンスを総動員しながら、既存のサービスでは成し得なかった規模とスピードで、より多くの「入社後活躍」を生み出し、世界へと広げていく。かつてないスケールでのチャレンジです。
エンゲージ/engageはすでに250 万以上の求職者が利用しており、50 万社以上(国内企業の7 社に1 社)が導入するメジャーサービスへと成長。同じく投資事業であるハイキャリア向けスカウト転職サービス「AMBI」や「ミドルの転職」の成長も追い風に、全社では2022 年度→2026 年度で2 倍以上の売上伸長見込み。設立25 年を迎える東証プライム上場企業でありながら、史上最高の成長角度を実現しようとしているのが今のエン。「最も面白いタイミング」とも言えるかもしれません。さらにその先、海外事業の強化など世界を見据えたさらなる成長のビジョンも。志とテクノロジーの力で、日本を、世界を変えていく─エンの成長はまだまだ止まりません。